消防団
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消防団に入らない方がいい人はこんな人

杉浦かおる
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こんにちは、トンガの津波で消防団として出動が掛かると思って一晩中起きていたものの、結局招集が掛からなかった杉浦かおるです。

今回は、以前の「こんな人は消防団に向いている」という記事に対応するものとして、その反対の「こんな人は消防団に入らない方がいい」という記事を書いていきます。

さて、消防団はあくまでも任意で入団する組織です。

一方で地方部を中心としてなり手不足から半ば強制的に入団させられる分団もあると聞きます。

無理やり入らされて練習や人間関係で悩んだ結果なのか、Twitter上には消防団に対しての呪詛のツイートが溢れているのは嘆かわしいことです。

と、いうわけで今回は「消防団に向いていない人」について、個人的な経験から書いていきたいと思います。

消防団に勧誘されて迷っている人や消防団の勧誘活動をする団員の方は参考にしていただくといいのではないかと思います。

消防団に入った方がいい人についてまとめてみた

まあ、記事を一言でまとめると「5chやTwitterをやってるようなタイプの方は消防団に入団しない方が幸せ」ということです。

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部活経験のない人は消防団のノリについていけないかも

中高で部活経験(特に運動部経験)がない人にとって消防団は辛いものであるかもしれません。

消防団の「ノリ」というものは分団ごとのカラーがあるとは言え中高の部活に近いです。

僕は消防団のことを「大人の部活動」だと思っています。

(と思ってないと理不尽に耐えられないから)

組織編成から言って厳格な階級制が取られており、上意下達で年功序列の組織といっていいです。
(序列は年齢もありますが消防団歴も大きくこの点は「星の数よりメシの数」の日本軍みたいなところがあるかも)

このため、中高の運動部のような「上のいうことに従え」という雰囲気はある程度残っており、部活経験のない人にとっては苦痛かもしれません。

逆に言うとペーペーはペーペーらしく言われたことをハイハイとやっておればOKなところもあります。

「二度と部活はごめんだ!」と思っている人は入るべきではないです。

「上の人」に嫌われるやつ

消防団は大人なので陰湿なイジメまで発展することはそうそうないと思います。

ただ、なぜか上に嫌われるタイプは入らない方がいいでしょう。

小生意気であったり愛想が悪いやつは消防団で好かれません。

まあ消防団に限ったことではありませんが。

消防団というのは男がほとんどの閉鎖的な空間であるため、嫌われると居辛くなってしまいますしね。

正義感が強すぎる人

消防団は操法大会の大きな負担をはじめとした組織の運営・性格について批判されている部分もあります。

実際に自分も5年間活動してきて、「これは良くないんじゃないかなぁ」と思う部分も多々感じています(特に操法)。

しかしながら、それに対してあまりにも過敏に反応したりする方は消防団に向いてないだろうと思います。

もちろん完全にアウトな部分については毅然と異を唱えるべきでしょう。

しかしながら、「自分ではこう思うのに、実際は違う!許せない!」と憤慨してしまう人は消防団に向いてないでしょう。

消防団は地元の人が地元のために手弁当で行っている組織で、ある意味昭和的な「大概さで運営されてきました。

その「大概」な部分が昨今問題になっていることは間違いない

ただ、それを改善するのは幹部連中。

なんの実績も出していない人間がいきなり憤慨したところでどうなるのかという話です。

組織を変えるのに必要なのは根回し。

怒ってないで最低限改善策を出し、消防団活動を通じて賛同者を増やして改善を図るべきでしょう。

「口だけ」の人

上の内容にも関連しますが、「口だけ」の人も嫌われます

消防団は体育会系の組織。

認められるのであれば実績が必要です。

例えば、出席率や操法大会での選手(2番員が一番偉い)、屯所の掃除などなど…。

団員(仲間)の一員としてどこまで組織に貢献できるかが、周りに認められるかどうかです。

分団の何かを改善するにしても、定例会に少し早く来て毎回部屋を掃除してくれる人と、たまにしか来ずに言いたいことだけ言って帰っていく人、どちらが周りに納得してもらえるでしょうか。

とかく、「何もせず口だけは出す」という人は消防団では特に嫌われます

総評:「ガチ陰キャ」は消防団に入るのはやめとけ

自分も学生時代はどちらかと言えば陰キャだった人間ですし、「陰キャ」という言葉は侮蔑的なニュアンスが含まれているので嫌いです。

ただ、消防団に向いていない人間、それを一言で現すと「陰キャ」です

この場合の陰キャは運動ができない、オタクであるといった広義の意味ではなく、「性格が暗くて陰湿」というものを指します。

基本的に消防団は新人大歓迎です。

運動ができなくても経理はできます。

運転ができなくてもホースは担げます。

何もできなくても気合と元気があればOKです。

ただ、危険なことと空気を悪くするのはNGです。

余談
消防団で嫌われる奴、どこ行っても嫌われると思う。

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筆者について
杉浦かおる
杉浦かおる
サラリーマン、兼業ブロガー
祖父から譲り受けた築50年の一軒家をちょこちょこ改造しています。
趣味はバイクとカメラと文章を書くこと
複数のブログを運営しています
7年務めた消防団を退団しました
読んだ人が少し役に立てるような記事を心がけてブログを書いています。
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