昔ながらの灯油ストーブ コロナRX2919WYは令和でも大活躍!
築45年オーバーの古い家を譲り受けて休日はそこに住んでいる杉浦かおるです。
冬の足音も近づいてきており、そろそろ暖房器具の導入を検討せざるを得なくなりました。
今まではこたつオンリーでしのいでいたのですが、こたつから全く動くことのできない人間のクズと化してしまったことの反省からストーブの導入を決めました。
自分が選んだのは、コロナの反射式ストーブであるRX2919WY。
今回は使用感のレビューをしていきたいと思います。
自分がコロナのRX2919WYを選んだ理由
自分がコロナのRX2919WYを選んだ理由としては3点あります。
①部屋の隅に置ける反射式ストーブであること
今回ストーブを設置する場所はリビングです。
今回ストーブを購入するにあたり、トヨトミのレインボーと悩みました。
デザインはかわいく、夜は虹色に光るストーブ、かっこいいですよね。
しかしながら、部屋の配置上自然対流式のストーブは置くことが難しい。
加えて、自分がうっかりさんであることから部屋の中心にストーブを置いておいたらいつか蹴り倒すことが目に見えています。
しかしながら、コロナの場合は反射式のストーブであり、部屋のスミに配置することができます。
コロナのストーブは動線を邪魔しない点においてメリットがありました。
②部屋の雰囲気に調和したデザインであること
テレビがちょっと小さいかも
RX2919WYの色は木目調です。
ダークブラウンの色は部屋の内装と調和しています。
白いストーブであったらそこだけデザインが浮いてしまいます。
③電源が必要ではないこと
自分は築45年以上の古い家に住んでいます。
古い家に住んでいる人共通の悩みとしては、部屋にコンセントが少ないのがあるでしょう。
建築当時は現在のように大量の電化製品に囲まれて生活することを想定していなかったためでしょう。
部屋に2か所あれば多いぐらいであり、それが家具の配置における電化製品のレイアウトに制限をもたらしている状態です。
逆に言えば、コンセントがない家具については配置に自由度が生まれます。
そのため、RX2918WYのような電源を必要としないストーブは自分の家にとって使い勝手が良いのです。
使用しての感想
じんわり暖かくなる
リビングは木造10畳で、RX2919WYの使用目安の木造8畳よりは少々大きめです。
そのため、部屋全体が暖かくなるのにゆっくり時間がかかります。
しかしながら、ストーブの近くにいれば寒さを感じることはありません。
外から帰ってきて部屋全体をすぐに暖かくしたい!というニーズには不向きかもしれません。
一方で、自分のように休日は1日中部屋の中にいるという人間にとっては向いている製品です。
もちろん、部屋の定期的な換気は必要ですよ。
上にヤカンが載せられる
ストーブの上にヤカンを置くのは冬や実家を彷彿とさせインテリアとしても素敵ですし、冬場の加湿としても有効です。
RX2918WYについては火災等の危険から説明書では積極的に訴求してはいませんが、天板が波状になっており、いかにもヤカンを置いてくださいと言っているようなものです。
火力は一概には言えませんが、そこまで強くありません。
600ミリリットルのヤカンであっても水温10度程度の水が沸騰するまでには20分近くかかりました。
天板の上で積極的な湯沸かしをするというよりもコンロ等で暖かくなったお湯を保温するという考え方で使用した方がいいのかもしれません。
調理についても鍋を温めておく程度の使い方しかできないのかなあとは思います。(やってないけど)
災害時にも使用ができる
近年、こういったストーブが災害時に使えるとして見直されているようです。
ファンヒーターは、確かにすぐに部屋を暖めることができますが、停電すると利用が不可能になってしまいます。
一方、RX-2919WYや先述したトヨトミレインボーといった昔ながらのストーブは乾電池やマッチで点火が可能ですから灯油さえあればどのような環境であっても利用可能なのです。
この点においては、災害時における冗長性を確保するという点で有利かと思います。
総評:昭和レトロな暖房器具、おしゃれな冬の味方
昭和からほとんどデザインの変わらないレトロな暖房器具です。
木目調の見た目は自分の昭和の家とよくマッチします。
灯油を注いだり、火災の危険性や即効で暖かくなるわけではありません。
しかしながら、ヤカンを載せて加湿やすぐお茶を飲んだりできるなど、最新の暖房器具には備えられていない美点もあります。
決して時代遅れな製品ではなく、令和の時代にも第一線で活躍できる冬の味方であると思います。