みなさん、今時はGoogleなんかで調べるよりも図書館に行って本を借りてきた方がいいですよ!
ブログを5年ほど書いている杉浦かおる(@munenmusou_blog)と申します。
突然ですが、「Googleどんどん使いにくくなってない?」と思いませんか?
私はバイク関係のブログを主に書いているんですが、ここ数年いわゆる「いかがでしたか?」系ブログが増えてきた。
数行で終わる内容を無理やり水増しして2000文字にしたり、調べればすぐにわかる薄っぺらいことをまとめて最後にアフィリエイトリンクを貼り付けたり。
アフィリエイトと広告ありきのサイトがWebを使いづらいものにしているように感じます。
自分も主にAmazonアソシエイトを主体としたブログを書いていますが、新しい知見、新しい情報を読者に届けるというポリシーを持って文章を書いています。
「金ありき・収入ありき」の粗製乱造されたWebサイトが上質な情報を提供するサイトより上順位にあるのは見ていて気分の悪いものです。
さて、私はGoogleの使い勝手の悪さに愛想を尽かし、最近はWebで物事を調べなくなりました。
それによって浮いた時間で図書館に行くことにしています。
長年出版不況が叫ばれていますが、「本」それ独自が持つ優位性は今も揺らいでいません。
昔からその技法があまり変わらないもの、例えば「絵の描き方」や「筋トレの方法」、「撮影技法」などについてはWebサイトよりも本を読んだ方が手早くかつ網羅的です。
本は編集や校正がなされているため、だれが作ったかわからないWebとは異なり一定の情報の質が担保されます。
さらに本は「本を買ってもらうこと」を目的に製造されていることもポイント。
言い換えれば「本に記載されている情報を得るために購入してもらうのが最終目的」であるわけです。
一方、現代のWebサイトにおいては「記事からアフィリエイトリンクに飛んでもらう」「自社サービスの導入」などWebに載っている情報それ自体を読んでもらうことを本来の意図にしているものはどんどん減っています。
つまり、悪い言い方をすれば「Web記事という餌に食いついた読者(獲物)を釣りあげて何かのサービスにつなげよう」としているのです。
はっきり言ってこの「読者を食いつかせるエサ」は正しいものである必要はありません。
ルアーのような偽物や質の悪い腐ったものでもいいわけです。
Googleで上位に表示さえされれば何も問題ないわけです。
タダより高いものはないですね。
どうせ無料で情報を得るのであれば時間当たりの効用が高い本を借りてきた方がいいと思います。
個人的におすすめなのは、同一ジャンルの本を5冊ぐらい借りてくること。
私はレビュー記事を書くときに写真を撮ることが多いのですが、写真が下手であることに悩んでいました。
このため、図書館で写真に関する本をまとめて借りることに。
ひとくちに「写真の本」と言っても、写真集やコラムもあれば写真術の本もあります。
写真術の本でもごく基礎的な内容から、撮影する対象物に合わせた本(「風景」「夜景」「ポートレート」「航空写真」)などなど様々なジャンルに深堀りした書籍が出ています。
そういった本をCDの「ジャケ買い」のように「表紙借り」をすることをおすすめします。
とかく金儲け主義に陥った昨今のインターネット空間は「オタクが金儲け抜きに面白いことをやっていた」時代の残渣をわずかながら享受していた自分にとっては面白くなく思っています。
このままの状態が続いていけば「テレビ」「ラジオ」のように「Google」もオワコンメディアと呼ばれてしまう日もそう遠くないように思います。
「オタクが金儲け抜きに面白いことをやっていた」時代の残渣をわずかながら享受していた自分にとっては面白くなく思っています。
このままの状態が続いていけば「テレビ」「ラジオ」のように「Google」もオワコンメディアと呼ばれてしまう日もそう遠くないように思います。