カメラ
PR

NOKTON 40mm F1.2 AsphericalはF1.2の大口径で夜スナップに最高なカメラ

杉浦かおる
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、杉浦かおると申します。

自分はカメラ歴8年、レンズは20本ほど買い替えてきました。現在はSONYのα7c2を愛用しています。

その中でも最近のお気に入りは40mmレンズ。35mmでは広すぎ、50mmでは狭すぎる。自分の感覚的な視野に近くファインダーと裸眼での違和感がないというのが好きなところ。

このため現在一番使っているレンズはソニー純正のFE40mmF2.5です。

このレンズはコントラストもしっかり出て、近接撮影も強くなにより非常にコンパクト。170g台であることからお出かけ用のレンズとしてつけっぱなしになっています。

ただ、F値は2.5と控えめであることから、特にナイトスナップを好む自分としてはもう少し明るいレンズも試したいと思いました。

これを受けて今回新たにコシナ NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを加えることとしました。

結論から言うとかなり面白いレンズでナイトスナップや気合を入れたいときにはつけっぱなしにできるレンズです。

今回実際に夜景や風景を撮影してきましたので写真等見ながらいい点について話していきたいと思います。

なお写真はJpeg撮って出し、すべて手持ち撮影です。

スポンサーリンク

手持ち夜景も全く問題なし

レンズの名前通りF1.2の大口径と強い手ぶれ補正を組み合わせれば手持ち夜景も全く問題なし!NOKT(夜)に活躍することは言う間でもありません。

F1.2の開放であっても隅までしっかり撮影ができていると思います。

手持ちスナップも闇夜であってもいい感じ。

開放とシャッタースピードを調整すれば街灯の少ない月明かりに照らされた桜の撮影も可能。

開放若干のコントラストが低い

FE40mmF2.5や50mmF2DGDNといったレンズに比べると、撮って出し段階でのコントラストが低い印象を受けます。

特に夜間撮影における開放においては顕著に感じられるものの、絞ることによって改善します。

もっとも、後で修正できてしまううえ、Voigtlanderというメーカーの味付けという面もあるかとは思います。

フィルターの影響を受けやすい

自分はどのレンズにも基本的にプロテクトフィルターを取り付けますが、夜景撮影時に影響が出やすいレンズかと思います。

上の写真でもよく見れば緑のゴーストが出ていることに気づくことができるでしょう。

下の写真では真ん中左上に何箇所も。

下の写真に至っては一線に並ぶかのよう。

印象としては人工光源が正面から入ってくると特にフィルターと反射してゴーストのようなものが出る印象です。

個人的にはフードが小さいのが原因のように思われます。

夜のスナップにおいてはフードは外しておくべきでしょう。

日中はまず出ませんのでご安心ください。

昼間の開放撮影はNDフィルター必須

昼間に野外撮影をする場合、せっかくなので開放を使いたいのではないかと思います。

しかしながら、α7cⅡのシャッター速度は最大1/4000であり、晴れの屋外の開放では白飛びしていしてしまいます。

とはいえF1.2は野外の日中においても活用したいもの。

背景を大きくぼかすことができるのは魅力的です。

また、昼間であっても大きなボケを活かした開放だけでなく、絞ればキリッとした線の細い絵が出てくるのもポイント。

非常に小さく、軽いレンズ

MFレンズではあるものの電子接点付きのためスナップという点については全く困りません。むしろF1.2レンズとしては破格の軽さの440g台。

サイズとしてもF2の単焦点レベルであり、スナップとしても全く問題なく使えます。

総評:開放から使え夜スナップが好きなら持っておくべきレンズ

値段はそこそこ張るのが難点ですが、NOKTON 40mm F1.2 Asphericalは40mmが好きなら持っておくべきレンズであると思います。

現代の手ブレ補正が強いボディと合わせれば三脚が不要なのではと思えるほど。

夜のスナップでも役立つレンズです。

また、サイズも一般的な単焦点レンズよりやや大ぶりな程度であることからつけっぱなしの使い方であったとしても問題はないでしょう。

スポンサーリンク
筆者について
杉浦かおる
杉浦かおる
サラリーマン、兼業ブロガー
祖父から譲り受けた築50年の一軒家をちょこちょこ改造しています。
趣味はバイクとカメラと文章を書くこと
複数のブログを運営しています
7年務めた消防団を退団しました
読んだ人が少し役に立てるような記事を心がけてブログを書いています。
記事URLをコピーしました