HOKUTOの小型防湿庫 HS-25Lを購入してみた
こんにちは、杉浦かおると申します。
今回は、レビューや趣味に使用するカメラ用の防湿庫を購入してみました。
今回購入したのはHOKUTOのDRY-CABINET HS-25Lです。
今までは5.5リットルのドライボックスを使用しており、容量は5倍近くとなるものの、実際にはそこまで道具が入りませんでした。
贔屓目に見て、ドライボックスの10リットル程度の荷物しか入らない状態です。
しかしながら、若干のディスプレイ要素と乾燥剤を取り替える必要がないことを考えるといい買い物をしたと思います。
カメラが取り出しやすくなったのが個人的には一番気に入っているポイントです。
ドライキャビネットの見た目について
例のごとくAmazonで購入しました。
サイズは一番小さい25リットルモデルです。
お値段は8,000円程度。
ただし、防湿庫は一度購入すれば数十年間は使えるうえ、基本的に故障せず、乾燥剤を入れる必要はないため、使用年数で割れば無料みたいなものでしょう。
もう少し大きいサイズも検討しましたが、本棚の下のスペースに格納したいと考えていたため、あえて小型モデルを購入しました。
見た目としてはこの通り。
まるで小型な電子レンジのようです。
パカッと開けると左上にちょっとした置き場があり、ビジネスホテルに置いてある冷蔵庫のように思えます。
スポンジが敷かれていますが、固定されているわけではないので、気になる方は両面テープなどで固定してもいいかもしれません。
一応鍵を掛けることができます。扉の裏側に鍵が隠されていました。
ペルチェ素子を利用し、コンセントから取った電力を使用して湿度を調整するものになります。
裏側を見ると調湿装置がありました。
さらに、内部にはスピーカーのような調湿ユニットが装備されており、隣のダイヤルで湿度調整ができます。
ただし、湿度調整といっても現在の部屋の湿度から除湿をするだけのものであって、庫内を加湿することはできません。
電源を入れると光ります。
ちなみに赤色が電源が入っていることを示すランプ、緑色が調湿機能が作動していることを示すランプです。
カメラを入れてみた
さて、カメラ・レンズ機材を入れてみたいと思います。
実際に入れるカメラは下記の写真の通りです。
SONYのα7Ⅲ、カメラに付いているのはタムロンの28-200、SIGMAの50mmF2DGDN、タムロンの35mmF2.8、さらにサブカメラのRX100M5A。
これは今まで5.5リットルのドライボックスに下記の通り分割して保存していました。
取り出しが面倒なうえ、2つに箱が別れているのが面倒であること、リモコンや手入れ道具などが嵩みだしたので、とりあえず一軍カメラ・レンズを見せる収納にしたい。
そしてすぐ膨らむ乾燥剤に閉口しているので、ペルチェ素子式の防湿庫を導入しました。
本棚に収まる防湿庫
自分の部屋には天井まで届くかという組み立て式の本棚があります。
今回は本棚の一角に防湿庫を導入することにします。
まず初めに奥行を比べて見るとこんな感じ。
わずかに膨らんでいるようでしたが、実際に収めてみたらぴったりでした。
本棚にあるファイルをよけて…
実際に荷物を入れてみるとこんな感じです。
割りといいかもと思います。
フルサイズミラーレス一眼に標準ズームレンズ程度なら難なく収まるでしょう。
ただし望遠レンズはサイズ的に厳しいかもしれません。
体感的にフルサイズミラーレス一眼を1つと大三元標準ズームレンズが2本。
あとは上の棚に小型な単焦点が2つぐらいが精一杯というところかと思います。
二軍レンズは他のボックスに入れておいて、よく使うアイテムだけをこちらの防湿庫に入れておくのがいいでしょう。
総評:小型防湿庫は思ったほど機材が入らないが、トレーディングカードや一軍カメラ・レンズの保管庫にはちょうどいいかも
やはりサイズ制限がなければ大型の防湿庫を買ったほうがいいとは思います。
しかしながら、自分のように本棚に収めたかったり、部屋が狭い人にとっては、一軍のカメラを保管しておくことができる見せる収納として有効かと思います。
また、最近取引価値が出てきているポケモンカードや遊戯王などのトレーディングカードについても良い状態を保っておくために防湿庫に入れる方が多いと聞きます。
そういった場合でもこちらの防湿庫への保存もおすすめできるのではないでしょうか?