日記
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中野区の銭湯「清春湯」で新年だけの朝銭湯を楽しんできた

杉浦かおる
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西新宿に引っ越してからというもの、ちょくちょく銭湯に行っている。

本当はスーパ銭湯や日帰り温泉施設が好きなのだが、あいにく近所にはそういったアクティビティに恵まれていないうえ、バイクしかない自分が寒風に耐えながら都心の渋滞を抜けてまで遠くの温泉に行く根性はない。

このため、渋々ながら銭湯に通っている。

個人的に気に入っている銭湯は、中野区にある「清春湯」だ。

家から一番近いというのもあるが、このあたりだと一番人気の銭湯らしい。

井戸水を沸かしており、「こち亀」に出てきそうな昔ながらの銭湯である。

公衆浴場としては珍しく夜中までやっていることもあることから人気が高い。個人的にはシャンプーリンスが備え付きなので荷物が少なくて済むのがうれしいところ。

少し足を伸ばせば安くて気持ちのいい温泉に入れる地域から来た人間からすると540円という値段は少々割高だが、雰囲気代として納得いくものがある。

1月2日は「清春湯」が朝風呂をやっているということをたまたま知った。

次の日から少々遅い正月休みに入ることから半ドンがてらのサービスというわけだろう。

下の写真は現地で撮影した2024年の年始の案内文だ。

年末年始に汗を流す地元の祭衆のためなのかと勝手に邪推してしまう。

銭湯の朝風呂なんてのは珍しい。せっかくなので入りに行くことにした。

一番風呂を遣おうと思ったものの、近所の神社の初詣に行ったら出遅れてしまった。

のれんが正月仕様になっていたのに関心。しめ縄を見るのも気分がいい。

中は地元民で混雑しており、地元のお年寄り同士、近所の人同士が年初の挨拶をしあっていた。

江戸の湯屋での町人同士のコミュニケーションが数百年経った現代でも残っていることに少々感動した。

見た目はそこまで古臭くないものの、とてもいい風呂であり、壁にモザイクタイルによる富士山が描かれているのは感動する。

風呂から出ても10時というのはなかなか不思議だが気分はいい。

いつも混雑する道路も正月の朝はガラガラで、東京にいることを忘れてしまうようであた。

皆様ぜひとも東京に来たら銭湯に入ってほしいものである。

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筆者について
杉浦かおる
杉浦かおる
サラリーマン、兼業ブロガー
祖父から譲り受けた築50年の一軒家をちょこちょこ改造しています。
趣味はバイクとカメラと文章を書くこと
複数のブログを運営しています
7年務めた消防団を退団しました
読んだ人が少し役に立てるような記事を心がけてブログを書いています。
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