誰でもできる自己改革術「ピック・スリー」を3か月やってみたら考え方が変わった話
3か月ほど前、Twitterをなんとなく見ていると、東洋経済のウェブ記事がシェアされていました。
読んでみると、記事の中のあるメソッドに強く惹かれました。
それは「ピック・スリー」
フェイスブック創業者、マーク・ザッカーバーグの姉、ランディ・ザッカーバーグが提唱した自己啓発法です。
内容は至極単純。
あらかじめ5個選んだ内容から3つを選んでそれを1日のなかで取り組むだけ。
何事もめんどくさくて3日坊主になってしまう自分が、試しに3か月このメソッドを続けてみました。
その結果、自分自身の生活を見つめなおし、本当にやりたかったことに集中して取り組めるようになりました。
この「ピック・スリー」のメソッドは怠惰な人間にこそ向いていると思います。
人に勧めたい内容であるため、今回は「ピック・スリー」についての記事を書いていきます。
「ピック・スリー」とは?
初めに申し上げておきますが、自分はウェブ記事を読んでその方法を実践しただけであるため、本に書かれている本来の内容とずれている可能性があります。
「ピック・スリー」とは、先述した通り、ランディ・ザッカーバーグが提唱した自己啓発法です。
このことについて本が発売され、結構な人気が出ているそうです。
こんなブログ記事を書いておいてなんだと思うかもしれませんが、自分は本自体は読んでいません。
自己啓発本は何冊か読んでいますが、内容としては似たり寄ったりであると思うからです。
今回自分が良いなと思って取り入れたのは、「ピック・スリー」の中核をなすメソッドです。
東洋経済のWeb記事によればそのメソッドは
私が提唱するピックスリーのルールは簡単だ。まず、自分の人生にとって欠かせない大切なカテゴリーを5つ選ぶ。そして毎日、その中から3つを選び、実践する。それだけだ。
というものになります。
あらかじめ自分の人生において重要な5つのことがらを選び、毎日3個だけ実践する。
これならば簡単そうだと取り組んでみることにしたのです。
自分は、過去にも日記を付けたりと自己改革に取り組んだことはあるのですが、元来のものぐさで3日坊主どころか1日坊主になることもしばしば。
しかしながら、この方法は非常に簡単であったため、今のところ3か月以上続けられております。
「ピック・スリー」を実際にやってみた
ここでは、「ピック・スリー」を自分が実際にやってみたので、そのやり方について書いていきたいと思います。
この記事を読んでいる読者の方の一助になれば幸いです。
自分にとって大事な「5つ」のカテゴリーを選ぶ
5つの中から3つを選ぶ「ピック・スリー」
まずは、自分にとって大事な「5つ」を選んでいきます。
これは、自分自身にとって大事なものであるため、選び出す5つは人それぞれ異なるのが当然です。
ちなみに、自分が選んだのは以下の通りで、それぞれ内容をカッコの通り定義しました。
・仕事(本業や消防団、家事も含む)
・勉強(資格勉強や本業の勉強)
・趣味(趣味のバイクやお酒、ブログもここに含めます)
・睡眠(質・量がしっかり取れたかがポイント)
・運動(どんな短時間でも体を動かしていればヨシ!)
自分は、サラリーマンで比較的残業も多く忙しい部署で働いているうえ、消防団員かつ社会保険労務士の資格勉強中。
バイクやお酒も大好きでブログも楽しいので書き続けたい。
睡眠時間も7時間はとらないと調子が悪いし、健康のために運動もしたい。
やりたいことがたくさんあるため、5つに絞るのは苦労しましたがこのようになりました。
その日の夜に自分の1日を振り返って「3つ」書き出していく
次に5つ書き出すことができたら、さっそく実践です。
とはいってもやることは簡単。
その日の夜に1日の行動を振り返って5つのうち何個できたか書いていくのです。
ここで大事になるのは、記載していいのは5つの中から3つまでということです。
自分は、勉強机に置いてある卓上カレンダーに寝る前に記載していきました。
とはいっても振り返りにかかる時間は10秒足らず。
以下のように振り返っています。
今日歩いて通勤したな! →運動
仕事頑張ったな →仕事
お酒飲んでまったりできたな! →趣味
これを毎日夜に続けていくだけです。
上の写真を見ればわかる通り、1日に3つのことすらできていない日もたくさんあります。
仕事しかしていない日もありますが、終わったことに対して後悔してしまうと続けることができなくなってしまうため、1日が悪くても気にしないのがポイント。
総評:シンプルで続けられる簡単な自己啓発法
「ピック・スリー」によって自分の生活を毎日振り返る時間ができたということが最も大きな収穫でした。
あらかじめ選んだ5つから3つを選び出すというシンプルな方法ですが、自分の生活の良い点、悪い点をまさにピックアップできることから、時間の使い方が改善できたり、資格勉強に本腰を入れることができたりといい影響が出ています。
寝る前に書くだけという簡単なやり方はすぐに生活習慣として条件付けすることができますし、継続も容易です。
自分を変えたいと思っている方、しかもものぐさである方であれば一度取り組んでみてはどうでしょうか。