ワークマンの2,900円の裏アルミMA-1タイプジャンパーは外出できる部屋着として便利

杉浦かおる
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、杉浦かおると申します。

今回、ワークマンの裏地アルミMA-1タイプジャンパー(HJ002B)を購入したのでレビューしていきます。

自分はAVIREXやALPHAをはじめとしたMA-1を何着か持っており、MA-1好きと言っていいレベルだと思います

その中でもこのワークマンのMA-1(もどき)は軽量かつしなやか。

本物のMA-1に比べて中綿は少なめなものの、裏地アルミという本来のMA-1にはない機能を持っています。

個人的には部屋着としてもゴワゴワせずに暖かく近所に買い物に行く程度なら十分だと思います。

さらに薄手かつ暖かいことからアウターとしてだけでなく中間着として真冬のバイクツーリングにも使えるアイテムではないかと感じました。

ただ、MA-1好きの自分としてはこれで街中に行くのは仕上げ的な面で少々ためらわれます。

しかしながら、税込2,900円という値段とは思えないクオリティと性能には脱帽です。

買い物、アウトドア、中間着、部屋着として使い倒すという用途であればここまでコスパのいいMA-1(もどき)はないのではないでしょうか。

今回購入したのはワークマンの裏アルミMA-1タイプジャンパー(HJ002B)です。

税込2,900円と古着でMA-1を購入するよりも安いレベル。

今回自分は最も一般的なカラーのアーミーグリーンを選択しました。

カラーは他にもカモフラブラックやネイビーがあり、フード付きのモデルではオレンジと明るい迷彩色があります(3,500円)

スポンサーリンク

サイズ感

自分は身長165センチ、体重60キロ、今回はMサイズを購入しました。

肩幅が広いのでユニクロでもMサイズを選択しています。

着用してみたのが上の写真です。

何着かMA-1を持っていますが、このMA-1は比較的腹回りが緩め。オリジナルのMA-1に近い感じです。

あまりタイトではないためシルエットが野暮ったくあります。

横から撮影した写真だと顕著です。腹が出て見えてしまいます。

もっとも、ワークマンは全体的にゆったり目に作られているのでワークマンの商品としては一般的な印象です。

感想

裏地アルミでめちゃめちゃ暖かい

このMA-1、軽いのにとても暖かいです。

自分が今まで持っていたMA-1の中で中綿が最も少なく、重さも軽いにも関わらず、耐寒性能は最高です。

この高性能には裏地アルミが寄与しています。

感覚としては魔法瓶にくるまっているかのよう

体温の輻射熱で温まるので、日向ぼっこしているような心地良さを感じます。

ひとむかし前の裏地アルミモデルは銀色でしたが、このモデルに関しては黒光りする見た目になっており、いかにも「裏地アルミモデルです!」みたいな安っぽさを感じさせないのもいいところです。

分厚いダウンジャケット並の暖かさを体感できると言えます。

「キレイめのMA-1」ではない

先述した通りワークマンのこのMA-1(もどき)、決して「キレイめ」のMA-1ではありません。

サイズも決してタイトではなく、外装生地もペラペラ、リブなども自分が持っていたAVIREXやALPHAはもとよりZARAなどのMA-1及びその類似品に比べると安っぽさは否めません。

コンビニやスーパーに買い物に行ったり、釣りや秋・冬キャンプに出かけるのであればこれで十分だとは思うものの、しっかりしたMA-1とは異なり、ワークマンのMA-1で街中に出掛けたいとは個人的には思いません

MA-1はともすれば「競艇場のおじさん」になってしまいがちであり、このワークマンのMA-1もどきは公営ギャンブル場っぽさが醸し出されてしまうからです。

もっとも、AVIREXのMA-1はAmazon価格でも19,000円以上。2,900円のワークマンのMA-1(もどき)の6倍以上します。

服の見た目に文句を言うのはお門違いでしょう。

むしろ、裏地アルミは普通のMA-1にはない機能であり、軽量なのに防寒性は普通のMA-1より高いです。

ワークマンの方がAVIREXのMA-1より防寒着としてよほど優れています。

ライディングベルトはバイク乗車時にも役立ちそう

個人的に一番面白いと思ったのは臀部に当たる部分に存在するライディングベルト

特に使い方は書かれていませんが、お尻側のベルトループにボタンを留めるものです。

自分はよくMA-1を着用してバイクに乗るのですが、前傾姿勢の強いバイクだと段々とお尻の部分がずり上がっていく難点があります。

このライディングベルトはツーリング中に背中が丸出しになるのを防ぐ効果のある機能だと思います。

なお、ワークマンのMA-1(もどき)については生地がペラペラなぶん、冬のライディングジャケットのミドルレイヤー、中間着としても活用ができるかと思います。

ライジャケは観光地などでは脱ぐことも多いため、その際にはアウターとしても役立つことからアウター、ミドルレイヤーが両立する安価な選択肢になるでしょう。

ちなみに、バイクの方のブログ記事はこちら

あわせて読みたい
秋冬のバイクジャケットにMA-1をおすすめする理由
秋冬のバイクジャケットにMA-1をおすすめする理由

薄くて軽いので「外にも着ていける部屋着」としても便利

このMA-1は「外にも着ていける部屋着」として有用だと感じました。

自分はあまり部屋の暖房を点けるタイプではなく、自室の部屋の中では常にフリースと半纏を着用しているタイプでした。

しかしながら、このMA-1を部屋着として着用したところそれらが不要になりました。

体感としては

  • 長袖下着+長袖フリースシャツ+フリースベスト+半纏
  • 半袖下着+薄手のトレーナー+裏地アルミMA-1

ぐらいになります。

着用して身体が動かしにくいなどということもなく、分厚い半纏を着用することもなくなり、部屋着も処分できるうえにストレスも減りました。

さらに、MA-1ならば半纏と違ってそのまま買い物にも行けます。

冬によくある「部屋着から着替えてコンビニ行くのだる…」みたいなことがなくなりました。

総評:性能だけならMA-1の中でもトップクラス、見た目は野暮ったいが買うべき

何度も申し上げていますが、この商品は自分が今まで購入してきたMA-1(もどき含む)の中で最も軽いにも関わらず一番暖かいです

しかも値段は2,900円と最も安い。

買わない手はないと思います。

2,900円とトレーナーよりも安いにも関わらず、半纏なんか目でもない暖かさ。

部屋着や冬のバイクの中間着、さらにはアウトドアやちょっとした買い物まで対応します。

多少野暮ったい部分や値段なりの妥協は垣間見えますが、それでも値段以上の価値、性能を持った商品であることは間違いないと言えます。

また、MA-1好きの人にとっても、家でも着られるMA-1、サブのMA-1としてもおすすめできる商品だと思います。

スポンサーリンク
筆者について
杉浦かおる
杉浦かおる
サラリーマン、兼業ブロガー
祖父から譲り受けた築50年の一軒家をちょこちょこ改造しています。
趣味はバイクとカメラと文章を書くこと
複数のブログを運営しています
7年務めた消防団を退団しました
読んだ人が少し役に立てるような記事を心がけてブログを書いています。
記事URLをコピーしました