Panasonic ベロスターミニに純正前カゴを取り付けてみた
この記事はPanasonicの電動アシスト自転車、ベロスターミニに純正の金属前カゴを取り付けてみたという記事です。
取り付けは15分ほどで完了しました。
しかしながらこの15分というのはバイク整備を趣味としている自分(munenmusou_blog)がやったもの。
Amazonで前カゴを購入しましたが定価より650円安い程度であったため、新品で購入した場合なら自転車屋さんに頼んで取り付けてもらったほうがいいと思います。(新品なら多分工賃サービスでしょう)
中古で購入したり、カスタムの方向性が変わるなどをしてカゴを取り付けたくなった場合は参考にしてみてください。
もっとも、作業自体は簡単です。
なお、ベロスターミニのレビュー記事は下記リンクになります。
純正前カゴについて
今回購入したのはPanasonicの純正前カゴNCB2187Sです。
Amazonで2,800円ほどで購入。
定価は3,450円らしいので650円安いですね。
自分はいったんカゴなしで運用してみて「買い物することが多いし前カゴほしいなぁ」と思ったため後付けすることとしました。
カゴは上の写真の通り、スチール製で黒のしっかりとした塗装がしてあります。
Amazonで中華製のカゴがもう少し安価に売っていると思いますが、おそらくそういった商品は塗装が甘く、すぐに剥げて錆びるでしょうから元々が高いものではないため怪しい社外品より純正品を用いたほうがトータルでは良いのではないでしょうか?
カゴのサイズとしては幅 約390mm×奥行 約300mm×高さ 約200mm。
ベロスターミニらしく小ぶりです。
参考に通勤用のビジネスバッグを入れるとこんな感じ。
縦向きじゃないと入りません。
もっとも、ビジネスリュックや普通のリュック、トートバッグなら特に問題ないでしょう。
なお、大学ノートならこんなもん。
2人ぐらしのスーパーの買い物程度ならなんとかこのカゴの容量で収まりそうです。
前カゴの取り付け方法
それでは早速前カゴを取り付けていきたいと思います。
取り付け方法については下の写真の説明書の通りです。
必要な工具はドライバーと8mmのスパナ・レンチになります。(スパナやレンチは短い方がいいでしょう)
もっとも、これらの道具が家にないのであれば買い足すより自転車屋さんで取り付けてもらったほうがいいかと思います。
前カゴの金具を取り外す
まず、ベロスターミニの前カゴに元々取り付けられているライトとキャリアの留め具を外していきます。
上の写真の部分です。
案外トルクがかかる部分なのにプラスネジで留まっているのが謎。
ドライバーで外していきます。
留め具とカラーが外れました。
ベロスターミニの場合、写真右側のカラーはもう使用しません。
また、ネジも取り替えるため廃棄してOKです。
左側の黒いプラスチックの留め具だけ使用します。
ちなみにこの段階ではライトはプラプラの状態です
カゴ上部の留め具を仮締め
次にカゴに付属していた金具を用いてカゴと自転車本体を挟み込んでいきます。
ここで登場するのがレンチ。今回は8mmだけを使用します。
メガネレンチやスパナでもいいですが、自分はバイクの軽整備に使っているソケットレンチを使用しました。
これは値打ちなうえに保管場所も取らないため、家具の組み立てなどにも便利。1つ持っておくといいかと思います。
これを用いてナットを締めていきます。
セルフロックナットが使用されており、緩み止めに気を遣っているPanasonicの姿勢に感心しました。
前方のボルトを取り付ける
仮締めしたことにより前方のカゴの位置が定まりました。
次にカゴの前方の金具を取り付けていきます。
ボルトはカゴに付属されてきたものを使用しますが、元々取り付けられているものと比べると長さは一緒です。
しかしながら写真右の純正はネジですが、左の取り付け用のものはボルトになっています。
これにより強い力で締め付けられるメリットがありますね。
整備好きによるどうでもいいボルト情報
まずドライバーで仮締め
最後にレンチで本締めしていきます。
ちゃんと先ほど仮締めしておいたボルトも本締めしておきます。
締め付けトルクと手間を考えると六角キャップボルトでいい気が…
ついでに上側のボルトに保護キャップを取り付けておきましょう。
最後にライトの光軸調整も忘れずに!
総評:ベロスターミニが便利になった!
ミニベロに前カゴを取り付けると荷物を入れたときに不安定になりやすいという欠点があります。
しかしながら、ベロスターミニは電動アシスト自転車でそれなりの重量があるためその心配には及びません。
純正カゴとして見た目も違和感がないのもいいところ。
通勤・買い物に使うにはややカゴが小さめなきらいがありますが、それでも使い勝手は大きく向上したでしょう。
どうしても積載性を向上したいなら社外の前カゴか、リアキャリアを取り付けて後ろカゴを取り付けるという手もあります。
これでお出かけ・お買い物号としての実用性はかなり向上しました。
みなさんも機会があれば取り付けてみてください!