日記
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治験なんか目じゃない!大学時代で一番楽でお金を稼げたバイトの体験談

杉浦かおる
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学生の皆さん、楽なバイトをしたいですよね。

私もそうでした。

楽なバイトといえば色々思いつきますよね。

例えば治験とか。

でも私が体験したバイトは治験よりもっと楽です。

だって血を抜かれたりするのは怖いですからね。

やることは部屋の中でただゴロゴロするだけ。

それ以外特になし。

それで日給2万円

正直天国でした。

この後遺症のせいか、現在社会人として仕事をしていますが、

全然身が入りません。

ということで、クソ楽バイトの見つけ方とその内容について話していきます。

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天国のように楽なバイトと出会うまで

時は遡り、当時の私は大学4年生。

就活もなんとか終了し、新たなバイトを探し求めていました。

そんな時、たまたま同じゼミの女の子から、

「深夜の風呂掃除のバイトをやってて人が足りてないからやってみない??」

とのお誘いをもらい、二つ返事で引き受けました。

ちなみに、このバイトはクソ楽バイトではありません。

時系列で書いてるんでしゃーない。

ちなみに、風呂掃除のバイトですが、

2ヶ月目で新規立ち上げ現場の主任をやらされたりして辛かったです。

金払いはよかったけどね。

風呂掃除のバイトをそれなりに続け、

新規立ち上げ現場でへんなおっさんとスーパー銭湯の傲慢なオーナーのあいだに挟まれていると、

風呂掃除の会社の社員よりこんな案件が舞い降りてきました。

社員「ねえねえ、団地で待機するだけのバイトしてみない?」

ぼく「事故物件に住んだりするやつですか?」

社員「なわけないじゃんwww」

社員「団地のエレベーターの取替のあいだ、歩けない高齢者を下の階まで運ぶバイトだよ」

ぼく「うーーーん」

社員「日給2万円」

ぼく「やりますねえ!」

てなわけでバイトを引き受けたのです。

私が現場責任者として酷使されていた風呂掃除の会社は、

清掃関係の仕事を一手に引き受けていたそれなりに大きな会社でしたが、

なんのコネなのか、団地の昇降介助の仕事を受けてきたのです。

このバイトもなかなかユニークだったから今度記事にしてみます。

仕事内容

仕事内容は、団地(市営住宅)の1室に待機して、

住民の方から連絡があったらその人の部屋の前まで急行。

エレベーターが使えないので変形する車椅子みたいなのに載せ

階段を下ろしていくというものです。

2人で1組、で1現場を半月でしたが、

現場が3つぐらいあったのでかなり稼ぎました。

バディやシフトも全て自分が決めていいとのことで、

友人を誘いまくり友達同士でシフトを決めました。

実際に働いてみた

(仕事が)ないです。

エレベーターがまる1日使えない時と、8時間しか使えない時があり、

だいたい車椅子の人は8時間の時にでかけます。

1度だけ、5階から運んだのですが、30分ぐらい時間がかかり、

なおかつ恐ろしかったようで、認知症っぽいおばあさんが

「なんでこんな辛い思いをしないといけないの」

と弱々しく呟いていたのを覚えております。

実際、私たちもその機械の講習(10分ぐらいで終わる)を受けたさい

実際に交代で実験台として昇降機に乗りましたが、

生きた心地がしませんでした。

この1件で、出かけるのは辛いということが、団地全体に広まったのか

依頼を受けることはそれ以来なくなりました。ラッキー。

そうなると、ただ待機になります。

待機生活という名の天国の暮らし

待機する場所は団地内で空き部屋となっている一室。

3LDKの部屋の1部屋とLDK部分が僕たちの居住区です。

他の部屋は和室でしたが、畳があげられており使えませんでした。

一番大きい部屋の中にこたつが用意されていてそこで2人が生活します。

なんと布団も用意されていました。

布団、男2人、なにも起こらないはずがなく・・・

当然遊びます。

が、我々には真の敵がいました。

卒業論文です。

しかしながら、団地の部屋で待機するというのは小説家で言うところのカンズメ状態であり

執筆がはかどるはかどる

あっという間に完成させました。

卒論をバイト中に完成できるという。

僕たちは「論文書きながら金もらえるとか俺ら教授やんwwww」

みたいなことをのんきに言っていた覚えがあります。

卒論を完成させてしまえば無敵です。

遊びます。

漫画、携帯ゲーム、本なんでもありです。

掃除会社の人がたまに訪れてきますが、僕は風呂場と団地バイトの現場責任者だったこともあり

信頼されていたのかすぐ帰っていきました。

また、会社の偉い人も来ることがあり、その人は暇潰しなのかこたつに入ってきては

自分高校生の娘の進路等を我々に相談してきました。

我々は大事なクライアントであり、また家庭教師等もやっていた友人もおりましたので

懇切丁寧に対応しました。

しかしながら、現場は2週間、

僕は金がほしかったので72時間団地に居続けないといけないシフトを組んでおり、

さすがに飽きます。

飽きてきたのと、あまりにも仕事がないため

携帯を持ったまま近くの公園(団地って小さい遊び場がだいたいありますよね)

でキャッチボールなど乱暴狼藉を働きまくりました。

しかしながら、くそ忙しい。

私は思い立ってスクーター(アドレスV125のK7に乗っていました:一応モトブログなんで)

のフットボードに24インチのテレビを

リアボックスにPS4を載せて下宿から団地(バイト先)までの片道10キロほどの道を

中国のおっさんみたいに曲芸積載してゲームを運びました。

僕たちは信長の野望で友人らのステータスをなんとなく考えてオリジナル武将を作っては

全国統一のために戦っていました。

GPAの低いデブの友人の知力を1にして武力を30ぐらいにして戦わせたのは面白かったです。

食事は近所のスーパーやマックへ買い出し、風呂は交代でバイト先のスーパー銭湯に入りに行く(社員割引で無料)

という竜宮城みたいなアルバイトを過ごしました。

終わりに

この天国のようなバイトで半月で15万円、2個目の現場で10万円ぐらいと

25万円ぐらい稼ぎました。

我々はお金がもらえる現代の竜宮城にいたのかもしれません。

浦島太郎は自分の村に帰ったあと、玉手箱を開けておじいさんになってしまいましたが、

このアルバイトという名の乙姫様もどうやら我々に玉手箱を授けて現実世界に返してくれたようです。

それは、

楽なバイトすぎて労働を舐めてしまい、正社員として働いている今がしんどすぎる

というものです。

以上、楽バイトの体験談でした。

追記、大学生の楽なバイトの見つけかた

ちなみに、楽なバイトの見つけかたとしては

・人からの誘い

・なんか色々手広くやっている会社

・東証一部ほどではないがそこそこ大きな中小企業が経営している

この三点かと思います。

1点目の人からの誘いってのはほぼ外れないですね。

大学生の皆さんは友達や先輩からアルバイトを紹介してもおうね!

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筆者について
杉浦かおる
杉浦かおる
サラリーマン、兼業ブロガー
祖父から譲り受けた築50年の一軒家をちょこちょこ改造しています。
趣味はバイクとカメラと文章を書くこと
複数のブログを運営しています
7年務めた消防団を退団しました
読んだ人が少し役に立てるような記事を心がけてブログを書いています。
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