日本が侵略された際に消防団は軍事転用できうるか―現役消防団員が考える
杉浦かおる
大きな家にひとりぐらし
3.11から12年、テレビでは特集が組まれています。
消防団員も東日本大震災でたくさんの方が殉職されています。
消防庁の資料によれば253名が殉職されているとの事です。
被災地での仕事は不明者の捜索、遺体の搬送、瓦礫の片付けなど
消防団の活動は様々です。
ふと思いました。
消防団の破傷風ワクチンを公費で打ってもらう制度ってないな、と。
被災地に関わらず火災時の残火処理や台風時の土嚢積みなどなど…
消防団の活動は汚れとの戦いです。
ひやっとしたエピソードがあります。
火災が発生して残火処理をした際は燃え跡に踏み込んだ際、危うく釘を踏み抜きかけました。
消防団の装備は安全靴、長靴とも踏み抜き防止の鉄板が底に入っています。
ただ、手を怪我する可能性もありえることから踏み抜き防止だから安全というわけでもないと思います。
三種混合ワクチンなどを公費で打たせてもらえないか、制度化できないかと思います。
例えば消防士やゴミ処理場の公務員などは公費で破傷風ワクチンが打てるらしいです。
非常勤特別職の地方公務員である消防団員も打てるようにしてもらえるとありがたい。
もっとも、消防団員数を考えると凄まじい費用負担になることは確実です。
令和4年度の消防団員数は約79万人。
破傷風ワクチン、2種混合の場合は保険適用で自己負担5500円ほど。
44億円の費用負担です。
これはちょっと厳しいかもですね…