流れ星(火球)を見ていたら電磁波音を聞いたという話
皆さんは「電磁波音」という言葉を聞いたことがありますか?
主に流れ星(火球)に伴い発生する電磁波が人間の周囲で音波に変換されることによって聞こえる音です。
非常に稀な現象で、1980年代までは心理的なものと思い込まれていたものです。
自分はこの電磁波音を一度だけ聞いたことがあります。
電磁波音を聞いたときの状況
3年ほど前、所属していた消防団での訓練が終わり、詰所の外で消防車の後ろに座りながらなんとなく空をボケっと見上げていました。
22時ごろの話です。
その時、天頂から東に向かって1.5秒ほどかなり明るい火球を見ました。
自分は天文学に明るくないので等級などは存じ上げませんが、金星よりも明るいのは明らかでした。
火球は尾を引き、一部が分離しながら東へと落ちていき、最後には爆発。
その際に私は音を聞いたのです。
電磁波音の「音」について
電磁波音は一体どのようなものか。
ウィキペディアを見る限り(あまり参考にするものではないですが)、電磁波音に関しては非常に音にバリエーションがあるようです。
自分が聴いたのは火球が尾を引く際の「バチバチ」という音と火球が破裂・消滅したときの「パン」という音です。
破裂音についてはロケット花火のようなものでしたが、観測地点においては近隣にロケット花火を発射できるような公園はなく、季節・曜日から考えてその可能性は極めて低いです。
さらに火球のような花火は存じ上げない。
さらに自分が謎であったのが、光と音が同時であったこと。
仮に火球が音を発していたとして、音が耳に入るのは数十秒後でしょう。
しかしながら、火球の音(特に破裂音)が耳に入ったのは光と同時でした。
電磁波が耳元で音波に変換された電磁波音という可能性は考えられるでしょう。
また、音量としては自然に話しかけられた時のような結構大きな音でしたが、当時周りにいた他の団員は気づいていませんでした。
※火球を見ていたのが自分だけだったため音もノイズとして気にしなかった可能性はあります。
電磁波音を聞いた際にはメガネを着用していた
また、その際私はメガネを装着していました。
メガネが電磁波を音波に変換する触媒としての機能を果たすことが多いという仮説があります。
音を聴いただけなので別に特に面白いものもないのですが、ネット上において実際の体験台というものは極めて少ないため、記録として残しました。
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