SONYのα7C IIにAPS-Cレンズ SELP1650を取り付けると意外と捗るという話
こんにちは、杉浦かおると申します。
購入してから使い倒しているSONYα7C II。
主にコンパクトな単焦点を使って軽量なスタイルを貫いています。
ここで欲しくなってくるのが軽量なズームレンズ。
しかしながら、普段使っているレンズは40mmF2.5G。
100g台のレンズです。
そうなってくると一般のズームレンズでは使い勝手が悪い。
また、標準ズームレンズで28mm始まりではもう少し広角がほしい。
そう思って考えているとSELP1650という考えが浮かびました。
中古なら10,000円を切る昨今。
試しにと購入してみました。
今回、α7C IIにSELP1650を取り付けて観光してきましたのでその感想について書いていきたいと思います。
α7C IIにE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)を使ってみてよかったところ
圧倒的軽量さ
α7C IIにSELP1650を使ってみての感想としてはとにかく軽いということ。
514グラムのα7C IIに116グラムのSELP1650。
700グラムを大きく下回る超軽量スタイルです。
かなり軽い40mmF2.5G(SEL40F25G)でも173グラムですのでさらに軽いレンズになります。
このため、首から下げていても全く気にならず、電車旅行や徒歩旅行にもぴったりです。
カメラを持っていくか悩むシーンでも気軽に持ち出せます。
カメラを始めたときに持っていたα6000とSELP1650の組み合わせを思い出させます。
α7C IIならAPS-Cクロップで1400万画素あるため困らない
α7C IIは3300万画素を誇っており、SELP1650ではAPS-Cクロップとなるもののそれでも1400万画素。
少なくともスマホに上げる程度なら困りません。
SELP1650の35mm換算24mm~75mmは便利
SELP1650は35mm換算24mm~75mmと、標準ズームレンズ域をこのコンパクトさから確保。
さらに24mmスタートのため室内での撮影にも使いやすいです。
なお、超解像ズームを使用すると50mm×2、35mm換算で150mm相当まで使用できますが、もともとの画素数が低いこともあるのかディスプレイで見るとアラが目立ちます。
思ったよりいい画像が撮れる
SELP1650、いがいと侮れないレンズです。ときたま開放であってもなかなかの写真が撮れます。
四隅は流れるものの満足できるレベル。
これにはいい意味で期待を裏切られます。
ただし、単焦点レンズはもとよりフルサイズ用のズームレンズと比べてしまうと写真の歩留まりが悪い印象を受けます。
ちなみに上の写真はもうすぐなくなる春日部イトーヨーカドー
α7C IIの手ぶれ補正を合わせたら手持ち6秒いけた
ホテルの窓越しに撮影してみました。
試しに手持ち6秒に挑戦してみたところ普通に手ブレせずに撮影できました。
細部を拡大しても手ブレは特に見えません。
α7C IIは7段の手ぶれ補正がついていることを加味してもかなり驚き。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)にはレンズ内補正がついているもののボディとの協調はしないはずですがこれにいかに・・・?
単焦点を持っていなくともシャッター速度を遅めに設定すれば夜景撮影もできてしまいます。
手軽なキャップボディーレンズとして使い、単焦点のサブとして
α7C IIにSELP1650を取り付けると圧倒的にコンパクト。
気取らない散歩やお出かけにぴったりです。
あくまでもAPS-Cかつ安いレンズであることから解像度や質感は単焦点に遠く及ばず、昔使っていたα6000並といってもいいぐらいです。
しかしながら、写真で一番必要な写真を撮る機会を増やすために使えますし、ときたまツーベースを打ってくれます(ホームランはないですが…)
観光地では標準域の単焦点、移動中はキャップレンズ代わり。
単焦点レンズのサブとして、気取らないお出かけにと活躍してくれるレンズだと思います。
中古なら1万円未満でゴロゴロしているという点でもコスパは上々。
最新型のSELP1650の2型も光学的には変化がないので買い替える必要もなさそう。
もう100グラム上乗せして光学的に優れたレンズが出ても良さそうですが売れないでしょうね・・・