新宿駅西口でウイグル料理蘭州牛肉麺を食べてきた
東京に引っ越してから、食べ物の選択肢が多くなった。
世界中の料理を新宿から移動しなくとも食べることができる。
まさにtravel without movingである。(Jamiroquai)
今回は新宿駅西口にあるウイグル料理屋さんで蘭州牛肉麺を食べてみた。
これは日本のラーメンの元祖というべきもの。
日本人が食べても馴染む味。
ちょっとディープではあるが、値段も安いので挑戦する価値はあるだろう。
新宿駅西口にある蘭州牛肉麺 牛家兄弟 新宿店
今回訪れたのは新宿駅西口の蘭州牛肉麺 牛家兄弟 新宿店。
新宿駅からすぐ行ける場所にある。
西口はそこまでディープな感じではなく入りやすい店構えである。
中に入ると全員中国人。
ウェイトレスさんは日本語が喋れるうえスマホで注文できるので意思疎通には困らないだろう。
シルクロード系料理なので恐らくウイグル人の方ばかりなのだろう。
開店凸したがちょっと先に中国語を話すお客さんがコネかなにかで開店前に中に入っていったのには笑った。
またキッチンでは中国人特有の大声で調理係が何か言いあっているのでかなり賑やかである。
蘭州牛肉麺は980円
大盛り無料で東京価格と考えると変わり種としては値打ちな部類に入る。
今回は卵と牛肉チャーシュー(味としては牛肉だろう)と蘭州牛肉麺の大盛りだ。
これで1,290円のセット。単品なら980円だ。
イスラーム教徒には申し訳ないが青島ビールもつけてしまう。
蘭州牛肉麺の味について
蘭州牛肉麺はあっさりとした味である。
コクのある塩ラーメンと言ったところである。
そこにパクチーと葱油、ニンニクとラー油のようなスパイスでピリ辛に仕上げている。
パクチーはもちろん抜けるので苦手な人も大丈夫だろう。
スパイシーなフォーと言ってもいいだろう。
比較的中国の奥地の蘭州とベトナムのフォーに共通点があるのは面白い。
個人的にはフォーより美味しいと思う。
スープの臭さもないうえに辛さとニンニクでジャンキーな感じが好み。
日本のラーメンに比べればアッサリとしていて〆のラーメンや二日酔いにもピッタリだ。
もっともウイグル料理、ウイグルはイスラム教徒なのでお酒を飲むのは文化的によろしくはないが…
総評:ディープなシルクロード料理もあるので面白そう
蘭州牛肉麺を今回は食べたが、日本でも流行る味だ。
牛肉のチャーシューに違和感を感じたが、それ以外については地方のラーメン屋にあったらリピート確定という味だ。
はっきり言って美味しい。
飲み会のシメに食べるには薄いが、昼や二日酔いには効きそうな味である。
ここは何回も行きたくなる店であること請け合いだ。