消防団に入った方がいい人についてまとめてみた

消防団に入った方がいい人についてまとめてみた

こんにちは、バイク大好き杉浦かおるです。

自分は5年ほど消防団で活動しており、現在は班長の職を賜っています。

消防団員として活動する中で、消防団に入った方がいい人(属性)についてなんとなくわかってきましたので、簡単にまとめてみました。

現在消防団に勧誘されている人などは参考にしてみてください

また、もし消防団に入ってもいいと思った方については、別の記事にブラック消防団の見分け方についても記事を作成しましたので、加入してみようと思う分団がブラックじゃないかだけ確認されてから入団した方がいいかと思います。

(何代も続く)自営業の方

何代も続いている自営業者については消防団に加入した方がいいかと思います。

特に地域に密着している業種ほど顕著です。

大抵は、先代も消防団員でしょうから入団することが運命づけられている方も多いかもしれません。

ただ、地域密着の仕事ですから

  • 消防団員やその家族に顔を覚えてもらえる
  • 打ち上げ等で店を使ってもらえる(飲食業経営者等)
  • 役所との関係改善(役所等と関わりがある業種ならば)

などなど、打算的なメリットもあるかと思います。

しかも、これらの効力は退団してからも継続します。

田舎に移住してきた人

田舎に移住してきたが、その土地に地縁がない、といった人にとって消防団はよそ者が地域に溶け込むための場と言っても過言ではありません。

インターネットにおける地方移住は生活費を抑えるためのアービトラージ的な使い方をされていますが、受け入れる側の地方にとっては人口増加・若年労働力の確保を目的としています。

田舎における安い生活コストというのは、地域住民同士の助け合いによって成り立っているわけです。

つまり、都心部では自治体の業者委託等により税等で負担していた部分が地域住民によるボランティアによって賄われていると言えます。

そこに地縁もないよくわからない人間がやって来て地域活動に一切参加しない…というのは受け入れる側の住民にとって面白い状況ではないはずです。

そこで消防団です。

常備消防もなかなか来ることができないようなど田舎にとって、消防団は防災の要

そこに参加することは、田舎における賦役の中で一番重要なポジションを担うということになります。

特に高齢者が血気盛んであった頃は「消防団の入団が成人の証」であった時代もあり、消防団に入っただけで「最近消防団に入った東京から来た〇〇君」だねと周りの覚えが良くなるのは間違いなしです。

(田舎の消防団は大変そうですが)

公務員を目指す大学生

公務員(警察・消防・自衛官等)を目指す学生にとって、消防団へ入団することは面接の際大きなアドバンテージとなりえます。

実際に、自分の所属している団においても警察官志望の学生が入団し、見事合格していました。

教職や市役所志望においてもある程度効果もあるようで、同級生は大学時代に入団して教師になっていました。

また、地元企業への就職を狙っている方についても、CSR的な観点や、役員が消防団OBであることも多いため、消防団への入団は優位に働くかと思います。

(自分の先輩は、分団長になったことが会社にバレて、人事から地域貢献の一環として褒められ、会社報で回覧されたそうです)

消防団に入れば面白いエピソードはできるでしょうし、いわゆる新卒採用における「ガクチカ」のネタは確保できるかと思います。

少なくとも消防団経験者が面接官であった場合、消防団経験者の学生が来たらうれしく思いますし、消防団員であったことが就活においてマイナスに作用することはないかと思います。

地方議員を目指している方

まずいないとは思いますが、市区町村議員を目指している方についても、消防団加入は有利に働くかと思います。

消防団活動というのは、ボランティアといっても結構大変です。

そういった活動に一緒になって参加していると、同じ志を持つ人間であるため、「戦友」的な感情を持ちがちです。

もし、同じ消防団員が選挙に出るという場合であれば、同じ団員は間違いなくその者に投票するでしょう。

その票田というものは団員だけでなく、その家族や団員の何倍にもなるOBも対象になります

実際に、自分の所属する団にも若い地方議員が頑張っています。

ただ、まじめに活動していないと悪評が立つのでデメリットどころか足元をすくわれかねません。

※議員で消防団員をやっている方ってすべからく与党系な気がします。全国的にはどうなのでしょうか?ちょっと気になります。

総評:入団するならいっそ消防団を賢く使っちゃおう!

消防団というものはボランティア的組織ではありますが、入ると結構大変です。

報奨金や出動手当の金額と我々団員が負担する労役は割に合っていません。

ある意味やりがい搾取的なところがあります。

それならば、消防団員が消防団でできる人脈や経験などを自らの生活に上手に活用していくべきです。

せっかく入団したのだから、消防団という組織を賢く使ってやりましょう!